Dive into Coding Life

Notepad++の作業バックアップ場所

18/12/2020

軽快な動作でありながら高機能かつ使いやすいメモ帳ソフト、Notepad++。
作業中のファイルを保存していなくても再度アプリを起動すると復元してくれるので、まさにメモとしてはうってつけ。
この機能を利用して保存せずに一時的なメモをたくさんのタブで開いているユーザーも多いかと思います。

Notepad++

ですがパソコンがクラッシュしたり、WindowsUpdateなどで自動シャットダウンすると、まれにファイルを復元できず、メモが消えてしまうことがあります。
後悔先に立たず、

  • 保存しておけばよかった、
  • 何をメモしたのか覚えていない、
  • 数時間の作業が吹き飛んだ

などなどいろいろな状況があると思いますが、ひょっとするとその作業中のファイルはハードディスク内に自動保存され残っているかも知れません。
復元ソフトなどを別途インストールしなくてもフォルダーを確認するだけなので、まずは確認してみましょう。

確認するフォルダーは一般的なインストールであれば、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Notepad++\backup
です。
AppDataは隠しフォルダーなので表示されるように設定しておく必要があります。
ここにタブ名と日時の名前を持ったファイルが自動的に生成されています。

バックアップディレクトリでサイズが0バイトのデータは中身は空ですので確認は不要です。
更新日順で並び替えれば直前に作業していたファイルを特定しやすいでしょう。

自動保存・復元されない、自動保存されたファイルの保存場所がわからない、などの場合は以下の設定を確認しましょう。
「設定 -> 環境設定 ->自動バックアップ」
ここにある、
「現在のセッションを次回起動時に復元」
「セッションスナップショットと定期的なバックアップを有効にする」
両方にチェックをつければ自動保存され、起動時に復元されます。
「バックアップパス」
に指定されているフォルダーがバックアップファイルが生成されるフォルダーです。
一般的ではないインストールをした場合はここを確認するとよいでしょう。

最近はクラウドアプリを含め自動保存されるアプリが多いですが、まだまだ自分で保存しなければならないアプリも散見されます。
こまめにに保存する癖をつけておく方がよいですね。